マナー&セーフティー
保護者の皆さまへ
トラブルを回避するために
書き込みによるトラブル
子どもたちは、SNS、ブログ、チャット、電子掲示板などのサービスを利用して、ネット上でのコミュニケーションを行っています。こうしたサイトへ書き込んだ内容がもとでトラブルに巻き込まれたり、そのつもりがなくても他の人へ誹謗中傷をしてしまうケースがあります。
ネットのコミュニケーションでは、主に下記のトラブルがあります。
- 荒らし
- 「荒らし」とは、電子掲示板やチャットなどで話の流れを妨害する、話の流れとは無関係の書き込みを大量にする、悪意ある書き込みをすることなどです。
- 誹謗中傷
- 「誹謗中傷」には、他人をそしる、根拠のない悪口を言うなどの中傷や嫌がらせを行う行為などがあります。
- なりすまし
- ネットの世界は匿名で参加できる、といった状況を利用し、著名人や他の人のフリをしてコミュニティに参加する、送信元を偽ってメールを送るなどのような行為を「なりすまし」と呼びます。
- 晒し
- 「晒し」とは、個人情報を本人の同意なく電子掲示板などで広く公開する行為などを指します。一度掲載された情報は、サイトの運営者やプロバイダなどに削除依頼しなければ残り続け、どこか別のサイトに転載される可能性があります。
- 炎上
- 「炎上」には、何かをきっかけに、ブログのコメント欄やトラックバックに怒りや批判的・感情的な多数の意見などが寄せられた結果、サイトの運営者が対応できなくなるなどの状態を指します。
対応策
書き込みをする前に
- ネットの世界は常に不特定多数の人が閲覧していることを意識する。
- 口頭でのコミュニケーションとは違うことを意識する。
- 一度載せてしまった文面や情報は取り戻せないだけでなく一人歩きする場合があることを考えてみる。
- 嘘や過大表現は書かない。
- 謙虚な姿勢で参加する。
- 悪意はなくても他者を傷つけるような表現は使わない。
- 個人情報が特定できる情報や写真などは載せない。
誹謗中傷の書き込みをされた場合に
- このような行為は無視する、書き込みがされた掲示板やサイトにはアクセスしない、サイト運営者に削除依頼をする、などの対応策が有効です。