■駒の名前と動き

将棋で使う駒は、それぞれ8種類あり、自分と相手が20枚ずつで、合計40枚となります。
金将を除く駒は敵陣に入ることで「成る」ことができ、その駒の能力が変化します。
また、それぞれの移動先にある相手の駒は取ることができ、自分の駒として使用できます。

◇玉将(王将)

玉将はすべての方向に、1マスだけ動くことができます。

駒

◇飛車(ひしゃ)

さえぎる駒がなければ、縦方向(前後)と横方向(左右)に何マスでも移動できます。
成ると竜王(りゅうおう)になり、元の動きに加えて周囲すべての方向に1マス動けます。

駒

◇角行(かくぎょう)

さえぎる駒がなければ、斜め方向に何マスでも移動できます。
成ると馬(うま)になり、元の動きに加えて周囲すべての方向に1マス動けます。

駒

◇金将(きんしょう)

斜め後方以外であれば、どこでも1マス動けます。

駒

◇銀将(ぎんしょう)

左右と真後ろ以外であれば、1マス動けます。
成ると成銀(なりぎん)となり、金将と同じ動きになります。

駒

◇桂馬(けいま)

斜め2マス前方(横1マス上に2マス)に進むことができます。
後方へ戻ることはできませんが、途中に駒があっても飛び越して進むことができる唯一の駒です。
成ると成桂(なりけい)となり、金将と同じ動きになります。

駒

◇香車(きょうしゃ)

さえぎる駒がなければ、まっすぐに何マスでも進むことができますが、後方へ戻ることはできません。
成ると成香(なりきょう)となり、金将と同じ動きになります。

駒

◇歩兵(ふひょう)

移動できるのは前方向に1マスだけですが、使い方しだいで大きな働きをする駒です。
成ると と金(ときん)となり、金将と同じ動きになります。

駒